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第70回記念秋季県展 70周年記念美術会大賞受賞 石川雅子

気付きや発見を楽しみながら


私は自己流で長年版画で年賀状を作ってきた。ふと「一度正式な版画の作り方を習いたい」と思い、数年前に版画教室に入った。


仲間には、童画的な温かい作品を作る人、人物などの線をきれいに彫る人等、多くの個性があり、先生の指導も新鮮で毎回たくさんの気付きや発見がある。最初は作品を作っていても「果たして形になるんだろうか」と不安で、完成まで暗いゆううつな気持ちで過ごしていた。少し前から「上手に作ろうと思わず、今やっていること(例えば『彫る』)に集中しよう。うまくいかなかったら後で修正をするとよい」と割り切ったら、気が楽になり、楽しく取り組めるようになった。


今回の作品は自分が引き付けられた景色を題材にした。やはり自分がこれを表現したいという思いが大切だと感じた。これからも仲間から学びながら、版画を楽しんでいきたい。



坂道の、その先へ


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