今回は代表して推奨を受賞された石川雅子さんに今回の作品についてお聞きしました!
「自分の持ち味は何だろう」
作品を作るとき、私はいつも題材を何にしようかと悩む。これまでを振り返ると、自分が張り切って気持ちよく取り組めたのは、力強く、生命力あふれる題材だ。
同じ支部会員の宮﨑和香さんと児童画について話している時、「作者の意図が大切。これを文章でしっかり書くことが前提。その上に絵がある。」と教わった。それ以来、私も、まず意図を文章で書くことにしている。
今回の作品(山里秋景)では、次のようにノートに書いた。「古民家へと続く、魅力的な石垣のある坂道。遠くに納屋も見える。手前の畑にはみかんの木がどっしりと立ち、力強く実をたくさんつけている。みかんは日光を受け、明るく力強く輝いている」これが実現できているか、と見比べながら作品を制作した。
これからも、自分にしっくりくる題材は何か、どんな作品を作りたいのか等を考えながら、版画を楽しんでいきたい。
石川雅子
日々前進のお気持ちであることが伝わってきますね。
見習わなければならないなあと、私たち支部会員もともに精進していきます!
まずは藤田さん、石川さん、お二人ともおめでとうございました!!
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